羽生結弦にワリエワ、北京五輪のスケートリンクは綺羅星のごとし―中国紙

Record China    2022年1月26日(水) 8時20分

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23日、北京日報は、北京五輪のフィギュアスケートに大きな期待を寄せる記事を掲載した。写真は五輪会場の首都体育館。

2022年1月23日、中国紙・北京日報は「羽生結弦にワリエワ、北京五輪のスケートリンクは綺羅星のごとし」と題する記事を掲載し、フィギュアスケートに大きな期待を寄せた。

記事は、ロシアフィギュアスケート協会が21日に北京五輪出場者、補欠者リストを発表したと紹介。男女シングル、ペア、アイスダンスとすべての種目でフルの出場枠を獲得しているロシアの中で、15歳のワリエワを筆頭とする女子シングルの陣容が非常に豪華だとした。

そして、ここ数年優れた選手が続々と出現するロシアにおいて新たに頭角を現した天才少女ワリエワは、昨年夏にシニア転向したばかりであるにもかかわらず、ジャンプにしろ演技にしろどこにも欠点が見つからないほどの抜群の実力を持っており、先月のロシア選手権ではショートプログラムで歴史的な「90点超え」を達成したと伝えている。

また、日本代表団も20日に出場選手リストを発表し、その中で特に注目を集めているのがやはり男子シングルで2014年ソチ、18年平昌に続く五輪3連覇を目指す羽生結弦だと指摘。羽生は負傷のため今季のグランプリシリーズを欠場、北京五輪出場に向けた最後のチャンスである日本選手権に照準を合わせ、ショートプログラムで111.31点の今季世界最高をマークすると、フリーでは前人未到の4回転半ジャンプを披露、両足着地となったものの残りのジャンプをすべて完璧に決め、2位の宇野昌磨に26点余りの大差をつけて優勝し、北京五輪の切符を手に入れたとした。

その上で、羽生が「北京で真の4回転半を跳んで3連覇を実現したい」と意気込みを語ったことを紹介するとともに、4年前の平昌五輪ではショートプログラムで崩れて5位に終わった米国のネイサン・チェンが今大会も羽生にとって最大のライバルとなり、3連覇を目指す羽生と、技術と演技いずれにおいても成熟を見せるチェンとの「強強対決」に、男子シングルの戦いは大いに期待が持てると伝えた。(翻訳・編集/川尻

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