中国女性のエベレスト登頂、ヘリ使用疑惑に=「別にいいんじゃない」「以前の登山も怪しい」―中国ネット

Record China    2014年5月29日(木) 23時50分

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29日、今シーズン初めてのエベレスト登頂に成功した中国人女性登山家について、ヘリコプターを使い登頂したと指摘されている。

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2014年5月29日、人民日報(電子版)によると、今シーズン初めてのエベレスト登頂に成功した中国人女性登山家について、ヘリコプターを使い登頂したと指摘されている。

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女性の名は王静(ワン・ジン)で、1975年生まれ。上場企業のアウトドア用品会社の共同創業者で、同社は2012年までに5年連続で、アウトドア用品販売量国内1位を誇った。2011年には中国のビジネス誌「商界時尚」の「10大青年リーダー」に選出され、4年間で8000メートル級の山を5つ制覇するなど、企業家と登山家の両方で活躍している。

ネパール地元紙は王氏の登頂について、王氏が雇ったガイドとヘリコプター操縦士の証言を紹介。それによると彼らは、「王氏を乗せ雪崩で損壊したルートを超えた。ベースジャンプから6400メートル地点の第2キャンプに移動し、そこから頂上を目指した」と話した。

一方、王氏はヘリに乗ったのは雇ったコックと物資で、登頂には使用していないと否定。ネパール当局は事実関係について調べを進めている。

有名人ということもあり、国内でも注目を集めている。ネットでは、「歩かなくてはいけない決まりでもあるのか?頂上の景色を見たいのが目的なら別にいいのでは」といった肯定的な意見もあったが、「お金があれば何でもできるな」「ヘリでの登頂が真実なら、以前の登山も怪しいな」と懐疑的に見る意見や批判が大多数だった。(翻訳・編集/内山

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