anomado 2022年1月27日(木) 17時50分
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北京冬季オリンピックの公式記録映画を中国の映画監督ルー・チュアンが担当することが明らかに。開閉会式の総指揮を務めるチャン・イーモウ監督と合わせて、2人の映画監督の仕事が注目されることとなった。
来月4日に開幕する北京冬季オリンピックの公式記録映画を、中国の映画監督ルー・チュアン(陸川)が担当することが明らかになった。開閉会式の総指揮を務めるチャン・イーモウ(張芸謀)監督と合わせて、2人の映画監督の仕事が注目される。
夏季・冬季オリンピックの公式記録映画は、国際オリンピック委員会(IOC)による「オリンピック憲章」で義務づけられている。現在までに40作品あまりが制作され、オリンピックの歴史を刻み続けてきた。今回、公式記録映画を担当することになったルー・チュアン監督は26日、オンライン開催の発表会で就任を正式に表明。「非常に崇高で難しい使命を与えられたが、オリンピックに関わる人、見る人全ての感動の一瞬を記録したい」と語っている。
中国映画の監督の中で、第6世代の1人に数えられるルー・チュアン監督は、最初に注目を浴びた02年の映画「ミッシング・ガン」(尋槍)をはじめ、04年の「ココシリ」(可可西里)、09年の「南京!南京!」、12年の「項羽と劉邦 鴻門の会」(王的盛宴)といった数々のヒット作で知られる。07年には「スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」の宣伝映像を制作し、10年の上海国際万博では映像芸術監督を務めている。
今回、北京冬季オリンピック・パラリンピックの開閉会式では、08年の北京オリンピック・パラリンピックに続き、チャン・イーモウ監督が総指揮を担当。中国メディアに対しチャン監督は、コロナ禍の影響によるコンパクト化を語っているが、その独特の映像美がどのような形で反映されるかなど、人々の期待を集めている。なお、ルー・チュアン監督の公式記録映画は今年上半期に制作を終了し、年内に公開予定となっている。(Mathilda)
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