Record China 2022年1月28日(金) 10時20分
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27日に埼玉スタジアムで行われたサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選で、日本が中国に2-0で勝利した。中国のファンからは相変わらず厳しい声が飛んでいる。
日本は開始13分、相手のハンドで得たペナルティーキック(PK)をFW大迫勇也が冷静に決めて先制する。しかし、その後は圧倒的にボールを支配しながらもなかなか追加点を奪えずに前半終了。後半に入って後がない中国がやや攻勢に出るが、逆に日本は61分に途中出場のDF中山雄太のクロスをMF伊東純也が頭で合わせて追加点を挙げる。終盤、中国に幾度かヒヤリとさせられるもそのまま逃げ切り2-0で勝利した。
この試合について、中国のサッカーファンからは「日本代表のシュート練習だったな」「予想通りの結果」「もっとゴールシーンが見たかった。日本には失望したよ」「試合にほとんど勝てもしないのに高級車を乗り回す中国代表選手。その金はどこから?」「もう中国代表は解散で」「まあまあ、ここまでやれれば上出来でしょう」といった声が寄せられた。
また、「日本のゴールキーパーってどんな顔だっけ?(画面にほとんど映らない)」「日本のゴールキーパーがどんな顔か見せてほしいよ」「日本のゴールキーパーがかわいそう。(守備機会が少なすぎて)寒かっただろうに」など、中国代表がチャンスらしいチャンスを作れなかったことを皮肉る声も多数出ている。
中国のスポーツ解説員・詹俊(ジャン・ジュン)氏は「サポーターたちは見ていて心が寒々としただろう。選手起用やフォーメーションを議論してもあまり意味がなさそうだ。日本には攻撃に余裕があっただけでなく、守備での追い込みも(激しく)中国は対応できなかった。アロイージオやエウケソン、アランが欠場していてはボールコントロールの『プラットフォーム』がなく攻撃に関するデータがここまでひどくなるのも仕方がない」と完敗を認めた。
中国はすでにグループ2位以内に入れないことが確定。数字の上ではプレーオフに回る3位に入る可能性は残されているが、3位オーストラリアが勝ち点を1でも上乗せすると敗退が決まる厳しい状況だ。次戦は春節(旧正月)の元日に当たる2月1日に行われることから、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「中国代表はおそらく元日に敗退が決まる」がトレンド入りしている。
アジア最終予選グループBは3試合を残して、1位サウジアラビア(勝ち点19)、2位日本(同15)、3位オーストラリア(同14)、4位オマーン(同7)、5位中国(同5)、6位ベトナム(同0)となっている。日本は2月1日、埼玉スタジアムで首位サウジアラビアと対戦する。(翻訳・編集/北田)
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