anomado 2022年1月29日(土) 13時30分
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トニー・レオン、ワン・イーボー共演のスパイ映画「無名」に四方八方から高い関心が寄せられている。
大物俳優トニー・レオン(梁朝偉)と時代劇ドラマ「陳情令」で大ブレークしたワン・イーボー(王一博)が共演する、第2次世界大戦中の上海で中国共産党の地下党員が命懸けで情報を送り届ける諜報戦を描いたスパイ映画の「無名」。
ボナ・フィルム・グループ(博納影業集団)による「中国勝利3部作」の一つで、「アウトブレイク~武漢奇跡の物語~」「長津湖」に続く第3弾に当たる同作品は、昨年12月19日にクランクアップし、上映は2022年になる見通しだが、すでに四方八方から高い関心が寄せられている。
その人気の高さを証明するのが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)での出来事。「長津湖」の続編として旧暦の正月に当たる「春節」期間中に公開される「長津湖之水門橋」の制作陣がこのほど、微博の公式アカウントから作品情報を投稿すると、集まったコメント数は300件未満、「いいね!」は約2万件だったのに対し、ワン・イーボーがリツイートしただけで、コメント数は瞬く間に10万件を超え、「いいね!」は113万件に達した。
ある芸能コメンテーターは、「長津湖」で端役として登場するイー・ヤンチェンシー(易[火羊]千璽)と違って、ワン・イーボーは「無名」で2番手役を演じているので、劇場公開の際には「長津湖」に匹敵する大ヒットを記録するのではないかとみている。
一説によると、ボナ・フィルムは興収が保障されるベテラン役者を主役にし、影響力のある若手人気俳優を2番手役に登用することで、幅広い視聴者層の支持を獲得するという「映画成功作戦」を実践しているそうだ。
ウー・ジン(呉京)×イー・ヤンチェンシーの共演がもたらした57億7500万元(約1037億円)の歴代最高ヒット作の「長津湖」。トニー・レオン×ワン・イーボーの共演で2度目の成功を手に入れられるのか。「無名」とワン・イーボーに熱い視線が注がれている。(編集/RR)
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