春節は中国の伝統的な祝日です。中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）が毎年、旧暦の大みそか（今年は1月31日）の夜に、全世界の視聴者に向けて、日本の紅白歌合戦のような年越し番組「春節聯歓晩会（春晩）」を放送するようになってから今回で40回目を迎えます。

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CMGアジア太平洋総局は今年、春節のおめでたい雰囲気を日本に伝えるため、日本にいる華人華僑と日本の友人に新春の挨拶を送ります。東京・渋谷のスクランブル交差点の屋外スクリーンで1月30日から2月1日にかけて「春晩」のPR動画を放映します。同時に、中国の民族衣装を身にまとった「文化の使者」が現地の人たちに中国の書道家が書いた「福」の字を贈り、中国の春節文化に込められた美しい祈りを伝えます。

在日書道家の晋鴎氏は、「『春晩』は海外の華人にとって共通の春節の記憶であり、海外の華人にとっては千里を隔てた心の絆であり、素晴らしい新年の祝福を国内外の中国人に伝えることができる」と述べました。東京中国文化センターの羅玉泉主任は、「『福』という字は中国の人々が幸せな生活に憧れ、世界の平和を祝福する美しい願いを表している。これは日本人の平和を愛する願いと共通するものだ」と述べました。

CMGの「春晩」は、旧正月を祝うために毎年旧暦大みそかの夜に催される総合演芸番組で、中国では誰もが知っているテレビ番組です。40回目を迎える2022年の「春晩」は、北京時間1月31日午後8時（日本時間同9時）から全世界に向けて生中継されます。（提供/CRI）