2014年5月29日、香港紙・文匯報によると、韓国で相次ぐ事故には非正規雇用労働者の蔓延が関係しているという分析がある。専門の訓練や経験不足による安全意識の低さから、事故を引き起こしやすいと指摘されている。韓国が「危険国家」の汚名を返上するためには、法律で企業による非正規雇用労働者の大量採用を制限する必要がある。

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韓国労働社会研究所のキム・ユソン専任研究委員によると、韓国の労働者1824万人のうち、45．9％に当たる837万人が短期、パートタイマー、外部委託、契約、特別採用、臨時雇いなどの非正規雇用労働者。

また、韓国紙・ハンギョレによると、公営機関255カ所では2009〜2013年に非正規雇用労働者が約2万5000人増加しており、正規雇用労働者の増加幅（1万5000人）を上回っている。サムスンやLGなどの企業も政府の監督から逃れるため外部委託制度を採用している。

非正規雇用労働者の平均給料は正規雇用の半分しかなく、労働量も不安定なため、大企業は融通性を確保するために労働者を頻繁に異動させており、サービスの質や安全レベルの低下を招いている。（翻訳・編集/藤）