Record China 2022年2月2日(水) 14時0分
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30日、羊城晩報は、昨年末に中国で発生した米生理用品ブランド・コーテックスの「虫の卵つきナプキン」疑惑について、同ブランドが検査結果を発表して注目を集めたと報じた。
2022年1月30日、中国メディアの羊城晩報は、昨年末に中国で発生した米生理用品ブランド・コーテックスの「虫の卵つきナプキン」疑惑について、同ブランドが検査結果を発表して注目を集めたと報じた。
記事は、昨年12月28日に中国のネット上で、同ブランドのナプキンに虫の卵が付着していたというネットユーザーからの告発があり物議を醸したと紹介。同ブランドは翌29日に「消費者と連絡をとり、問題の製品を回収した後、第三者機関への検査に回して問題の発生理由を確認するとともに、検査結果を速やかに発表する」との声明を出したと伝えた。
そして、1カ月が経過した1月29日に同ブランドがSNSアカウント上で再び声明を発表し「先日、関係当局から、消費者は結局問題の製品サンプルを証拠として提出せず、自らクレームを撤回したことを確認したとのフィードバックがあった。われわれはSNSを通じ、当該消費者に事実を確認するとともに、第三者機関による検査実施を約束するための連絡を試みたが、この消費者は結局連絡先を提示せず、返答も得られていない」と経過を説明したことを紹介した。
また、同ブランドが品質確保と問題発生防止を目的として、国家資格を持つ害虫生物評価機関に委託して工場の自己検査を実施し、「工場全体の安全度は100%であり、非食品企業として害虫管理要件を満たしている」との結論に至ったことを明らかにしたとしている。
コーテックスは米キンバリー・クラーク社の生理用品ブランドで、1994年に中国市場に参入した。(翻訳・編集/川尻)
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