羽生結弦、中国紙が選ぶ「大神」に=「伝説的な選手」「人類の限界に挑む」と絶賛

Record China    2022年2月3日(木) 10時0分

拡大

中国紙・瀟湘晨報は1日、北京冬季五輪で注目される「大神」(神のような選手)の一人にフィギュアスケート男子の羽生結弦(27)を挙げた。写真は中国のファンが描いた羽生の絵。

中国紙・瀟湘晨報は1日、北京冬季五輪で注目される「大神」(神のような選手)の一人にフィギュアスケート男子の羽生結弦(27)を挙げた。

記事は羽生について「フィギュアスケート男子シングルの伝説的な選手であり、今回の冬季五輪で最も輝くであろうトップスターの1人」と紹介。「リンクにおける羽生の立ち位置は、2014年と18年の2度の冬季五輪での金メダルがすべてを物語っている」とした。

その上で、「ソチ五輪で19歳の羽生は、自身のアイドルであるロシアのプルシェンコ(トリノ五輪金)に並ぶ成績を残した。4年後の平昌五輪では金メダルを防衛してアイドルを超え、アメリカのディック・バトン氏以来、66年ぶりの連覇を達成した」と説明した。

また、11年3月11日に故郷の宮城県仙台市で東日本大震災に遭遇したことにも触れ、「生と死を(身近に)感じてきたからこそ、羽生はリンクの中で常に闘志に満ち満ちているのかもしれない」と評した。

そして、羽生が最大の目標に掲げる4回転アクセル(4A)について、「他の選手にとって4回転ジャンプがある種のハードルになっている現在において、4Aはもう一段上の、いわば人間の限界に挑戦する技であり、これまでに実際に成功した人はいない」と説明。

「4Aの衝撃は自分の体重の5~8倍と言われる。これは宇宙飛行士の回転訓練における限界負荷に相当する。回転速度を毎分400回転以上にした上で、常に体勢をコントロールしなければならない」とその難しさを強調し、「羽生はこのような人類の限界に挑む執念とともに、北京五輪の氷上に降り立とうとしているのだ」と伝えた。

なお、同記事は羽生のほかに米国のスノーボード選手ショーン・ホワイトを「大神」の一人に数えている。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携