日本のアナウンサーが北京冬季五輪マスコットのパンダのキャラクター「ビンドゥンドゥン」を好きすぎるとして、中国でも話題になっている。

注目を集めているのは、五輪の取材のために北京入りしている日本テレビの辻岡義堂アナウンサー。辻岡アナは同局の情報番組「スッキリ」で北京からリポートした際、「今日のビンドゥンドゥンという情報だけよろしいでしょうか？」と切り出し、自身の記者証のストラップに付けたフィギュアスケートをしているビンドゥンドゥンのピンバッジを見せた上で、「いろんな競技をしているビンドゥンドゥンのバッジがあるんです。これが北京の最新情報です」と伝えた。

これに対して、スタジオで司会をしていた加藤浩次は辻岡アナが薄い上着1枚で北京からリポートしていたことを指して「ビンドゥンドゥン買いすぎてるんだったら、フリース1枚買えよ」とツッコミ。これに対して辻岡アナは「申し訳ございません。最後に申し上げたいのは…」とおもむろに上着をはだけ、ストラップの反対側にもびっしりとビンドゥンドゥンバッジを付けていることを見せ「今日は6ドゥンドゥンでお送りしました」と明かし、笑いを誘った。

この様子は中国でも大きな注目を集めており、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では「日本の記者がビンドゥンドゥンのピンバッジを買いすぎて突っ込まれる」がトレンド4位に。ネットユーザーからは「6ドゥンドゥン（笑）」「本当に好きなんだな」「ビンドゥンドゥンは確かにかわいいからね」「日本人はやっぱりパンダに目がない」「私も欲しいよ～」「ビンドゥンドゥンのグッズはもうタオバオ（ネットショップ）で売り切れてたよ」「ビンドゥンドゥンを売り切れにしたのはあんたかい（涙）」「ビンドゥンドゥンもかわいいけどこの記者さんもかわいい！」といった声が寄せられている。

なお、中国メディアの環球網は辻岡アナが過去にビンドゥンドゥンのTシャツを着用したり、ビンドゥンドゥンの枕を紹介したりしていたことも伝えている。（翻訳・編集/北田）