羽生結弦の合流時期に韓国選手も驚き、韓国メディアは「危険な賭け」と指摘

Record Korea    2022年2月7日(月) 17時50分

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7日、韓国・SPOTVニュースは「“最高のスター”羽生の合流で活気、調整トレーニングは1回で終わり?」と題する記事を掲載した。写真は羽生が宿泊するとみられている北京市内のホテル。

2022年2月7日、韓国・SPOTVニュースは「“最高のスター”羽生の合流で活気、調整トレーニングは1回で終わり?」と題する記事を掲載した。

記事はまず「6日午後の中国北京・首都体育館のトレーニングホールはこれまでと違った」とし、その理由は「今回の五輪の最高のスターであり、日本が誇る男子フィギュアスケートのエース、羽生結弦が北京入りしたためだ」と伝えている。これまで存在を隠してきた羽生は、参加の有無をめぐり日本メディアやファンから心配の声が上がっていた。

万が一の羽生の登場に備え、多くのメディアがトレーニングホールに集まったというが、羽生は案の定、姿を見せなかった。新型コロナウイルス陰性確認のためのPCR検査の結果を受け取る時間とトレーニングの時間が重なっていたためだという。

ある日本の記者は「羽生はトレーニングに来なかった。おそらく7日は来るのではないか。そうでなければショートプログラムの当日(8日)に1回、演技直前のメインリンクでの練習が最初で最後になる」と話したという。

記事は「氷質が変わっても技術があれば、日本で忠実に練習してきた羽生にとって大きな問題にならない。彼は2014年のソチ、2018年の平昌五輪で金メダルをとり、五輪の戦い方が体に染み付いているためだ」としている。

韓国フィギュアスケート界のエース、車俊煥(チャ・ジュンファン)は羽生の北京入りのニュースに「今日(北京に)入ったの?」と驚いた表情を浮かべ、「コロナ禍なのでおそらく選手村から出られない。練習は1回で、午前の練習以外では外に出られない。競技場以外で(羽生と)会うのは難しいだろう」と話した。また、羽生の現地での調整期間が短いことについては「これまでに積み重ねてきたものがあるので、集中してやれば大丈夫だと思う」と話したという。

記事は「それでもメインリンクでの練習が少ないのは危険な賭けではないか。羽生のライバルであるネイサン・チェン(米国)はすでに団体戦で華麗なジャンプを連発し注目を集めた」と指摘している。ただ、車は「(メインリンク適応の最小化を)異例のことだと表現するよりは、選手の計画や運営方式とみた方がいい」とも指摘したという。

この記事に韓国のネットユーザーからは「周りは羽生に振り回されっぱなしだね(笑)」「羽生は全てが並外れ」「羽生が行方不明と聞いて心配していた。見つかってよかった」などの声が上がっている。

また、「面白い戦いを見せてくれると信じている」「絶対に五輪3連覇してほしい」「素晴らしい成績を期待している。韓国のライバルとしてかっこいい演技を見せてほしい」「偉大な勝利、圧倒的な実力を見せてほしい」など応援の声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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