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米国の中国語ニュースサイトの多維新聞は6日、世界最大のスマートフォンメーカー、韓国のサムスン電子が中国市場での「失われた5年」を取り戻すためにテコ入れに動いていると報じた。写真はシャオミのストア。
米国の中国語ニュースサイトの多維新聞は6日、世界最大のスマートフォンメーカー、韓国のサムスン電子が中国市場での「失われた5年」を取り戻すためにテコ入れに動いており、小米(シャオミ)などハイエンド市場に目を向けている中国ブランドにとっては「悪いニュース」だと報じた。
記事によると、サムスンは韓宗熙(ハン・ジョンヒ)CEO直属の新たな部署「チャイナビジネスイノベーションチーム」を本社内に立ち上げた。スマホからスマート家電までのマーケティング戦略を担うという。
サムスンは先月、中国のネット通販大手、京東集団(JDドットコム)との戦略提携を発表した。両社はマーケティングや販売ルートなどで協力し、当初の目標として50億元(約910億円)を掲げた。
サムスンは2016年に起きたハイエンドスマホ「Galaxy Note 7」の発火問題の影響や中国ブランドの台頭もあり、中国市場で不振が続いている。
記事は、「サムスンのスマホが失われた5年を取り戻すためには、製品、マーケティング、サービスなどの完全な現地化が必然の選択だ。ハイエンド市場に目を向けているシャオミなどの中国ブランドはそれを迎え撃つ準備をしなければならない。そうしなければ、ハイエンド市場は今後、米アップルとサムスンの2社による舞台となるだろう」とした。(翻訳・編集/柳川)
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