インドで行われていたサッカー女子のアジアカップで、日本と韓国を撃破して16年（5大会）ぶり9度目となる優勝を飾った中国女子代表にボーナスの話が続々と飛び込んでいるようだ。

中国メディアの毎日経済新聞によると、キャッシュレス決済の支付宝（アリペイ）は優勝ボーナスとして1300万元（約2億3588万円）を支給すると発表。うち1000万元が選手に、300万元が水慶霞（シュイ・チンシア）監督らコーチングスタッフに贈られるという。

中国代表の公式協力パートナーである蒙牛乳業も、1000万元（約1億8144万円）を支給すると発表した。

さらに中国サッカー協会からもボーナスが支給され、額は1000万元になるとの報道もある。

アジアサッカー連盟（AFC）から優勝チームに贈られる賞金100万ドル（約1億1538万円）を加えると総額は4000万元（約7億2581万円）を超える可能性があるとも伝えられている。

中国はアジアカップの準決勝で大会3連覇を目指した日本とのPK戦を制し、韓国との決勝では前半に2点のリードを許したものの後半に追い付き、アディショナルタイムに決勝ゴールを決めて優勝した。

中国女子代表へのボーナスについて、中国のSNS上では「これくらいもらって当然」「それに値する見事な優勝」「サッカーでこんなに盛り上がれたのは初めて」「（W杯アジア最終予選で敗退が決まった）男子代表とは大違い」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）