韓国選手団のCAS提訴会見が「国際的恥さらし」に?英記者は椅子を蹴飛ばし退場ー韓国メディア

Record Korea    2022年2月9日(水) 15時20分

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9日、韓国・スポーツ朝鮮は「国際的な恥さらし?なぜ英ロイター通信記者は韓国の記者会見に激怒したのか」と題する記事を掲載した。

2022年2月9日、韓国・スポーツ朝鮮は「国際的な恥さらし?なぜ英ロイター通信記者は韓国の記者会見に激怒したのか」と題する記事を掲載した。

北京冬季五輪の韓国選手団は8日に緊急記者会見を行ない、前日7日のスピードスケート・ショートトラック男子1000メートル準決勝での韓国選手2人に対する失格判定が不当だったとして、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴すると発表した。

これについて記事は「ショートトラックの不正判定は度を越えていたため選手団の対応は良かった。韓国だけでなくハンガリーもシャオリン・サンドル・リューが決勝で同じ目に遭い、CASに提訴するとしている状況だ」と評価しつつも、「ところが韓国の会見の方式にはやや違和感があった」と指摘している。

CASへの提訴に効力を持たせるには「世界に広く知らせること」と「同じ被害に遭ったハンガリー選手団の協力を得ること」が重要だが、会見には英語の通訳がいなかったという。

大韓体育会は「急きょ会見を開くことになったため通訳を用意できなかった」と説明した。しかし会場に駆けつけた米AP通信の記者は終始困惑した表情を浮かべ、英ロイター通信の記者は「なぜこんな方式なのか」と怒りをあらわにし、椅子を蹴飛ばし会場を出ていってしまったという。

さらに、ハンガリーの協力について問う質問に対し、韓国スケート連盟の尹洪根(ユン・ホングン)団長は「各国の選手団代表が判断する問題」と述べ、協力に消極的な姿勢を示したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「こんな会見ならやらないほうがまし」「ああ恥ずかしい」「選手がかわいそう」「だからスケート連盟は批判される」「抗議もろくにできないのか」「1時間もあれば通訳を用意できるはず」「つまり、見せかけの国内用会見だった」「ただ国民の怒りを鎮めるためのショーだ」など批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

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