Record China 2022年2月9日(水) 18時20分
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北京冬季五輪フィギュアスケート男子シングルのショートプログラムで3連覇を目指す羽生結弦がジャンプをミスしたことについて、中国の元選手が理解を示した。
北京冬季五輪フィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)で3連覇を目指す羽生結弦にまさかのジャンプ失敗が出た。
羽生は、4回転サルコーが1回転となった理由について、「(踏み切った場所の氷上に)ほかのスケーターの穴があって、(自分のスケート靴のブレードが)はまってしまった」と説明した。
中国スポーツメディア、新浪体育の8日付報道によると、2006年トリノ冬季五輪フィギュアスケートペア銀メダリストの張丹(ジャン・ダン)さんは、「ほかのスケーターによって氷面がダメージを受けた跡に滑り込んでしまうのはよくあること」と述べて理解を示した。
張さんはまた、「羽生は試合を楽しんでいて、五輪に緊張していない。長年みんなに愛されているのは、何度優勝しても、フィギュアスケートが好きだという初心を忘れていないからだと思う」と述べた。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、「羽生に代わって説明してくれてありがとう」「そういうこと。だから(羽生の)ミスを責めるのはやめて」「(羽生が)ミスした後も諦めたり手を抜いたりしなかったところはとても尊敬できる」「順位に関係なく、彼の演技は心と目を楽しませてくれるものだった」「フリーで夢の大技4A(4回転半ジャンプ)を決めて」「フリーを楽しんで」などの声が上がっている。(翻訳・編集/柳川)
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