韓国与党大統領候補のうっかりミスにネット爆笑、選挙ポスターに掲載した「111」の意味が…

Record Korea    2022年2月12日(土) 6時40分

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9日、韓国メディア・韓国経済によると、韓国与党大統領候補のポスターに「スパイ通報番号」が掲載され、わずか1日でキャンペーンが中断される事態が発生した。写真は物議を醸したポスター。

2022年2月9日、韓国メディア・韓国経済によると、韓国与党大統領候補のポスターに「スパイ通報番号」が掲載され、わずか1日でキャンペーンが中断される事態が発生した。

記事によると、与党「共に民主党」の選挙対策委員会が前日8日に始まった「111キャンペーン」をわずか1日で中断した。与党大統領候補・李在明(イ・ジェミョン)氏のポスターに、「犯罪通報112」「災害通報119」「大統領候補通報111」という内容が書かれていたためという。

韓国で「112」は警察への緊急通報番号、「119」は日本と同じく消防への緊急通報番号、そして「111」は国家情報院へスパイを申告する番号となっている。つまり「李候補が大統領に適任であることを通報してほしい」という意味で書いた番号が「スパイ通報番号」だったということになる。

同キャンペーンは、共に民主党選対委のメッセージ総括で有名コピーライターのチョン・チョル氏が企画したもの。チョン氏は8日、Facebookに「『1日1人1番』を短くして111と呼ぶ。 1日1人に李在明(※候補者番号1番)のことを話して説得し、世の中に知らせるキャンペーン」と説明していた。

今回の騒動を受け、チョン氏は「考えが甘かった部分があった」とした上で「キャンペーンを続けるのは難しく、中断した」と述べたという。

これを受け、韓国のネット上では「最高にウケるし最高に正しいポスター」「自分がスパイだってことをよく分かっている(笑)」「まさか北朝鮮の(金正恩(キム・ジョンウン)氏に送るメッセージ?」「李候補がスパイだって通報しなきゃ」「いや、李候補は112に通報でしょ(笑)」とかなり盛り上がっており、「1日1人1番に投票しないように説得中」「こんな人が大統領候補だなんて情けない」と厳しい声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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