「米国より強大な国は世界中にない」オバマ大統領の見解は誤り、中国は今年世界最大の経済大国へ―米誌

Record China    2014年5月30日(金) 18時7分

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28日、米誌アトランティックはオバマ米大統領がニューヨーク州の陸軍士官学校で行った演説を批判する記事を掲載した。資料写真。

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2014年5月30日、参考消息(電子版)によると、米誌アトランティックは28日、オバマ米大統領がニューヨーク州の陸軍士官学校で行った演説を批判する記事を掲載した。

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記事では、「米国より強大な国は世界中にない。この見解に異論を持つ人は歴史を読み間違えているか党派的な人間だ」という大統領の発言について、「誤った見解を示した」と指摘。購買力平価(PPP)換算の国内総生産(GDP)推計で、中国の経済規模は今年中に米国を抜いて世界一になるとした上で、「米国が1890年代から保ち続けた経済的な優勢は消滅の方向へと進んでいる」と論じた。

また、「いかなる国であれ、米国にとって直接の脅威になる国が存在する可能性は小さい」という大統領の発言について、「頼りにならず、多くの制限の下での表現形式だ」と指摘。中東の欧米寄り政権の崩壊といった「間接的脅威」、バルト諸国へのロシアの脅威やイスラエルに対するイランの脅威といった「同盟国への脅威」、リビア・ベンガジの米大使館襲撃事件など「国家レベル以下の組織による脅威」はいずれも大統領就任後に深刻化していることは明らかだと論じた。(翻訳・編集/NY)

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