北京冬季オリンピックに中国代表として出場する話題のスキーヤーのアイリーン・グー（谷愛凌）と、中国の俳優リウ・ハオラン（劉昊然）が並んだ写真に、思いがけないつながりを驚く声がネットで上がっている。

8日に行われたフリースタイルスキー女子ビッグエア決勝では、母が中国人、父が米国人で18歳のアイリーン・グーが188．25点を挙げ、金メダルを獲得。同競技の初代女王となった。世界的ハイブランドに起用され、モデルとしても活動するアイリーン・グーは今回のオリンピックで話題の選手の1人で、中国でも「雪のプリンセス」と呼ばれて人気が急上昇している。

9日、アイリーン・グーと俳優リウ・ハオランが並ぶツーショット写真がネットで話題になった。ネットユーザーがアイリーン・グーの中国版ツイッター・新浪微博（ウェイボー）をさかのぼって発見したこの写真は、2019年のハロウィーンシーズンに米アラスカで撮られたもので、あるブランドのモデルを務めた2人のオフショットとなる。

当時16歳のアイリーン・グーは、今と比べてやや少女らしさが残る風貌で、ウェイボーには「アラスカで新しい友達と知り合えてうれしい」とのメッセージを投稿。これに対してリウ・ハオランは、「知り合えて僕もうれしい」とコメントを返している。

一方はオリンピックの金メダリストでスーパーモデル、そしてもう一方は主演映画の興行収入がトータルで100億元（約1800億円）に達し、22歳の最年少で「100億元俳優」の仲間入りを果たした人気俳優だけに、写真を見たネットユーザーからは「どっちをうらやましがっていいのか分からない」「トップを極めた2人の思いがけない夢のコラボ」といったコメントが寄せられている。（Mathilda）