中国で大バッシング、米出身の朱易「中国代表を選んだこと後悔していない」―中国メディア

Record China    2022年2月16日(水) 18時20分

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米国出身ながら中国のフィギュアスケート代表として北京冬季五輪に参加している朱易選手が、15日の女子ショートプログラムの演技後にインタビューに応じ、中国で大バッシングが起きたことについてコメントした。

米国出身ながら中国のフィギュアスケート代表として北京冬季五輪に参加している朱易(ジュー・イー)選手(19)が、15日の女子ショートプログラムの演技後にインタビューに応じ、中国で大バッシングが起きたことについてコメントした。

報道によると、朱が6日の団体戦で転倒して順位を下げると、中国のSNS上では「朱易が転んだ」とのハッシュタグが付いた投稿が2億回以上のアクセス数を記録し、中国語が上手ではないことへの批判や、「米国のスパイだ」との声まで上がった。

中国のニュースサイトの観察者網が16日、米USAトゥデーの報道として伝えたところによると、朱は、そうした批判について、「最初のうちは(コメントに)傷つけられたが、別の視点から見て、自分の利点として生かせるようにしたい」とした。

朱は「中国代表を選んだことは後悔していない。米国と中国の両方から受けた支援に感謝している」と強調。「多くの人がネット上でコメントする前に状況をよく理解することを願っている。正直なところ、中国系米国人として、双方から良いことがたくさんあり、そうした利点を生かしたい。私は英語と中国語を話せる。もちろん中国語は上達させる必要があるが。ここに戻ってから1年しかたっていないが、中国系米国人であることを誇りに思う」とした。

観察者網によると、15日の演技後のスタンドでは拍手が鳴りやまなかったという。(翻訳・編集/柳川)

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