Record China 2022年2月19日(土) 22時30分
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日本の省スペースを意識した建築デザインは中国で高く評価されているが、このほど中国版ツイッター・微博で日本の賃貸物件のある設計が紹介され、注目を集めている。
日本の省スペースを意識した建築デザインは中国で高く評価されているが、このほど中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で日本の賃貸物件のある設計が紹介され、注目を集めている。
ある在日中国人ブロガーは16日、「日本人の設計に完全に言葉を失った」として、日本の賃貸物件を内見した時の様子を撮影した動画を公開した。物件はオートロックで、入ると共用の洗濯機と乾燥機が設置されている。部屋は4.3畳のワンルームでエアコンや小さめのキッチンがある。ベランダがないため、室内に洗濯物を干すための物干しフックが設置されている。
室内には大きなクローゼットのようなものが設置されていたが、それはクローゼットではなく「電気温水器」だったことに驚く投稿主。そして、「温水器をこれほど大きくする時点ですでに奇妙なのだが、向かいにあるトイレはそれ以上に奇妙だった」とコメントしつつ、バスルームを紹介。一見するとシャワーと洗面台しかないように見えるが、可動式になっている手洗い器を動かすと、その下から便器が現れるという作りになっていた。
このデザインはネットユーザーらの反響を呼び、「省スペースなトイレですごく良い」「すごく合理的だと思った。それにちょっと住みたいと思ってしまった」「とっても日本的で好き」「空間利用率が高いし、設備も整ってる」「すごい。日本人はこれに関してはいろんなアイデアがある」といった好意的な声が多い一方、「用を足したら毎回(手洗い器を)戻して手を洗うの?(笑)ちょっと面倒」「切羽詰まってる時には面倒なのと、背が高い人には使いにくそうだね」といった声も。
また、物件が1階で居間の掃き出し窓を開けると柵などもなく目の前が道路になっていることから、「窓開けたら道!?ちょっと安全面が心配」「これじゃオートロックの意味が…」といった声も寄せられている。投稿主は過去にも日本の珍しい物件を投稿しており、部屋が三角形になった「三角ビル」の物件紹介には大きな反響が寄せられていた。(翻訳・編集/北田)
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