人民網日本語版 2022年2月18日(金) 18時40分
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北京冬季五輪で大きな話題となっている中国の蘇翊鳴(スー・イーミン)と谷愛凌(アイリーン・グー)は子供の頃からの知り合いで、蘇が13歳、グーが14歳の時から一緒に楽しく練習し、用具を交換したり、互いに技術を教え合ったりしてきたという。
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グーは14歳の時に、「プロのスキーヤーになりたい。スキーをして得た最大の収穫は強いメンタル。転倒した時は、まずけがをしていないか確かめてから立ち上がり、なぜ失敗したかを考えて、もう一度チャレンジする」と話したことがある。
一方、13歳の時に映画「智取威虎山(The Taking of Tiger Mountain)」やドラマ「林海雪原」に出演していた蘇も、「チャンスがあれば、スキーのプロになりたい。これからも努力して、ベストを尽くす」と語っていた。
■同じ目標を持った2人が北京冬季五輪で再会
8日、フリースタイルスキー女子ビッグエア決勝で、グーは最後のエアで自分の限界を超える技を決めて、逆転で金メダルを獲得した。
前日の7日、男子スノーボードスロープスタイルの決勝で蘇は銀メダルを獲得し、同種目で中国の選手として過去最高の成績を収めた。
同日、「グー選手の試合には注目していたか?」との質問に、蘇は「彼女が実力を発揮さえできれば軽々と決勝に進むことは分かっているので、見なくてもわかる」と話していた。
一方のグーは8日、「蘇選手は弟のような存在。自分の持っているものを全部出せれば、何の問題もない。でも、プレッシャーになるので、応援はしなくてもいいと思う。彼はすでにとても、とても、とても素晴らしいから」と語っていた。
■同じ日に表彰台に
15日、蘇とグーは二人とも決勝に臨んだ。
女子スキースロープスタイルで、グーは銀メダルを獲得した。そして、男子スノーボードビッグエアで、蘇は優勝し、同種目で五輪史上最年少金メダリストとなった。
子供の頃から一緒に練習し、同じ日に表彰台に上がった二人はこれからも夢を追い続け、その未来は明るさに包まれていると言えるだろう。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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