北京冬季五輪の閉会式も「中国式ロマン」を継続、チャン・イーモウ監督がコンセプト語る

Record China    2022年2月20日(日) 18時30分

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20日夜に行われる北京冬季オリンピックの閉会式を指揮するチャン・イーモウ監督が、開会式と同じくシンプルなスタイルを継続することを語っている。

20日夜に行われる北京冬季オリンピックの閉会式を指揮するチャン・イーモウ(張芸謀)監督が、開会式と同じくシンプルなスタイルを継続することを語っている。

今月4日に行われた開会式は、「二十四節季」をそれぞれ象徴する鮮烈な映像美によるカウントダウンでスタート。中国の伝統とアジアの魅力を伝えるパフォーマンスが目を引き、総指揮を担当したチャン・イーモウ監督の手腕とセンスが世界から称賛を浴びた。

19日、国営テレビ・中央電視台(CCTV)のインタビューに答えたチャン・イーモウ監督によると、80分間を予定している閉会式は、すでに3回にわたって全体を通してのリハーサルを終了。開会式を前編とし、それに呼応する後編という位置づけの叙事詩的なスタイルになるという。

開会式では人気芸能人や歌手、有名人が皆無だったが、閉会式も同じくシンプルなものになり、小・中学生の子供たちが登場する。あくまでもアスリートを主役に、苦しい戦いを終えた選手たちがリラックスして楽しむ場にしたいという。北京はオリンピック史上初めての夏冬開催となった都市だが、その要素を取り入れた“タイムスリップ”的な演出があるとも語っている。

なお、開会式では冒頭カウントダウンの映像などが“中国式ロマン”と称賛された。中国紅(チャイナレッド)やランタン、中国結(中国結び)といった伝統的なものをシンボルに、閉会式でもそのロマンが引き継がれるという。(Mathilda

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