Record China 2022年2月20日(日) 23時0分
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中国五輪委員会は、北京冬季五輪で功績があった外国人コーチに感謝の記念品を贈呈した。写真は記念品を贈られたスノーボード男子ビッグエアで優勝した中国の蘇翊鳴選手を指導してきた日本人の佐藤康弘コーチ。
20日夜に閉会式が開始される北京冬季五輪大会だが、中国が獲得した金メダル数は日本時間同日午後1時ごろまでに9個に達し、冬季五輪として過去最多になった。金・銀・銅を合わせたメダル獲得合計数でも15個と、過去最多だ。中国五輪委員会は19日、中国人選手のレベルを引き上げたなどとして、外国人監督・コーチに感謝の贈り物を贈呈した。中国では、国外19の国や地域からスポーツ選手の監督やコーチを務める外国人が51人いるという。
中国五輪委員会は贈呈にあたり、北京冬季五輪に至るまでの彼らの努力とたゆまぬ奮闘に謝意を表明した。
スキーフリースタイルでヘッドコーチを務めたミスラ・トルニエネンさんは、中国人はとても友好的で、必要な支援をしてくれたと説明し、中国にはとてもよい印象を持ったと述べた。トルニエネンさんが指導した谷愛凌選手は金メダル2個と銀メダル1個を獲得した。トルニエネンさんは谷選手について、彼女の最も良い面が発揮できたと述べた。
佐藤康宏さんは日本人コーチとして、スノーボードのフリースタイル男子ビッグエアで優勝した蘇翊鳴選手に、この4年間寄り添ってきた。贈呈式会場で蘇選手が佐藤さんに感謝を表す花束を渡すと、佐藤さんは感激の涙を流した。(翻訳・編集/如月隼人)
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