韓国大統領候補が「メディアが私のことを悪く言う」と不満吐露、怒った支持者が取材陣を足蹴り

Record Korea    2022年2月22日(火) 15時20分

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21日、韓国・デイリーアンは、韓国大統領候補がメディアに不満を示し、それを聞いた支持者が取材陣を暴行する事態が発生したと伝えた。写真は大統領選の横断幕。

2022年2月21日、韓国・デイリーアンは、韓国大統領候補がメディアに不満を示し、それを聞いた支持者が取材陣を暴行する事態が発生したと伝えた。

記事によると、与党「共に民主党」の大統領候補、李在明(イ・ジェミョン)氏は20日午後、自身の政治地盤である京畿道安養市にある安養中央公園で遊説を行なった。およそ1万2000人余りが集まる中、李候補は「申し訳ない話だが、メディアはいつも私のことを悪く言う。小さなことが大きく報道される。相手(別の大統領候補)は大きなことが小さく報道される」と不満を吐露した。

すると、一部の支持者らが遊説車の前に座っていた取材陣の頭を青い風船で数回にわたってたたきつけ「キレギ(記者とごみを合わせた造語)」だとやゆした。取材陣に足蹴りを加える支持者もいたという。

これに対し、李候補の選挙対策委員会広報団は「取材陣に対する物理的行為や取材妨害行為に対し断固として反対し、断固とした措置を取る」と述べ、「取材陣の取材活動が妨害されないよう、細心の注意を払って現場を管理する」と約束したという。

これを受け、韓国のネット上では「正しい報道なのに何が不満なの?」「候補者が候補者なら支持者も支持者」「『仕事のできる経済大統領』ではなく『悪さが得意な大統領』が適切かも。こんな人が大統領候補だなんて、京義道知事選で投票したことが悔やまれる」「もし大統領になったら共産化に向けて韓国版文化大革命を主導しそう」「左派政権は現政権で終わらせるべき」など李候補への反発の声が上がっている。(翻訳・編集/松村)

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