Record Korea 2022年2月24日(木) 18時20分
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24日、韓国・東亜日報によると、韓国政府指定の「キムチ名人」が代表理事を務める食品企業のずさんな衛生管理状況が明らかとなり、波紋が広がっている。資料写真。
2022年2月24日、韓国・東亜日報によると、韓国政府指定の「キムチ名人」が代表理事を務める食品企業のずさんな衛生管理状況が明らかとなり、波紋が広がっている。
記事によると、韓国のキムチ製造企業・漢城食品は23日、キム・スンジャ代表理事名義で文章を発表し、「子会社であるヒョウォンのキムチ製造衛生問題に関し、皆さまにご心配をおかけして申し訳ない」と謝罪した。
また、「当該工場をただちに閉鎖し、原因究明に着手した状態」だと明かし、「工場の永久閉鎖も辞さないという覚悟を持って衛生と品質管理システム全体を再整備していく」との考えを示したという。
韓国メディアのMBCは23日、ヒョウォンが運営するキムチ工場で、作業員らが腐った白菜やカビの生えた大根の下処理をする映像を公開した。映像には、水あかとカビのついたケースに大根を入れる様子や、幼虫の卵がついたケースでキムチを保管する様子も映っていたという。
キム代表理事は2007年に韓国政府から伝統名人29号、キムチ名人1号に指定され、「ミニロールポッサムキムチ」や「ワカメキムチ」などさまざまなキムチを開発してきた。
これを見た韓国のネットユーザーからは「こんなものを売るなんて信じられない」「吐き気がする」「この前食べたばかりなのに(泣)」「漢城食品の商品は二度と買わない」「お金のことしか考えていない企業」「食べものでふざける企業には相応の処罰を与えるべき」など怒りの声が続出している。
中には「幼虫の卵をキムチに変えるマジックだ!」「生ごみでキムチを漬けてもおいしく作れるあなたは本物の名人」と皮肉交じりの声も。
また、韓国では昨年6月、中国で裸の男性が泥水のように濁った塩水で白菜を漬ける様子が収められた「裸キムチ映像」が拡散し、不買運動にまで発展していた。そのため「中国を批判している場合じゃなかった」「韓国も中国と同じ。輸出がうまくいっているから品質は二の次」「これなら中国産キムチを食べた方がましかも」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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