anomado 2022年2月25日(金) 15時50分
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香港の俳優アンディ・ラウが主演の映画「紅毯先生」がこのほどクランクイン。映画の奇抜なアイデアが話題を集めている。
香港の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)が主演の映画「紅毯先生」がこのほどクランクイン。映画の奇抜なアイデアが話題を集めている。
中国のニン・ハオ(寧浩)監督の最新作「紅毯先生」は、今月22日にクランクインしたコメディー映画。ピークを過ぎて落ち目の香港の元スターが中国へやって来て、中国の名監督の映画「郷村教師」に出演するため農村の生活を体験し、そこで起こるドタバタを描く作品。落ち目の元スター役に、正真正銘のトップスターのアンディ・ラウを起用することがファンをざわつかせているものの、画期的なストーリーが注目を浴びている。
ニン・ハオ監督は過去に、アンディ・ラウが若手映画人の育成のために出資したプロジェクトの1作「クレイジー・ストーン ~翡翠狂騒曲~」でメガホンを取った。中国で2006年6月に劇場公開された同作は、制作費が300万元(約5500万円)と低予算ながら興行収入2500万元(約4億6000万円)を超えるヒットを記録。当時アンディ・ラウはニン・ハオ監督に、「君が名監督になって僕が年を取ったら、映画に呼んでほしい」と語っていたというが、ヒットメーカーとなったニン・ハオ監督が約束を果たしたことになる。
23年公開予定の「郷村教師」だが、今年から来年にかけてアンディ・ラウの複数の作品が公開を控えている。オキサイド・パン(彭順)監督のアクション映画「危機航線」、俳優トニー・レオン(梁朝偉)と「インファナル・アフェアIII」以来、18年ぶりに共演した「金手指」が年内に公開予定。19年のメガヒット作SF大作「流転の地球」の続編「流浪地球2」は、23年1月に公開予定となっている。(Mathilda)
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