文大統領「ロシアのウクライナ侵攻は遺憾、経済制裁に賛同」=韓国ネットも不安視

Record Korea    2022年2月25日(金) 15時20分

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文在寅大統領は24日、ロシアのウクライナ侵攻について、「罪のない人たちの命を奪う武力の使用は、いかなる場合にも正当化できない」と語った。写真文大統領。(FBアカウントより)

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は24日、ロシアウクライナ侵攻について、「罪のない人たちの命を奪う武力の使用は、いかなる場合にも正当化できない」と語った。2月24日、韓国メディア・ニューシスが報じた。

記事によると、朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は同日に記者会見を実施。文大統領が同日の午後に徐薫(ソ・フン)国家安保室長から報告を受け、「国際社会による警告と外交を通じた解決努力にもかかわらず、残念ながらウクライナで懸念されていた武力侵攻が発生した」として、遺憾の意を表したことを明らかにした。

また文大統領は、「ウクライナの主権や領土保存、独立は何としても保障されるべき」とし、「国家間のいかなる対立も、戦争ではなく対話と交渉によって解決しなければならない」と強調。そして「韓国は国際社会の責任ある一員として武力侵攻を抑制し、事態を平和的に解決するため、経済制裁を含む国際社会の努力を支持し参加していく」と語った。さらに、「韓国政府の関連省庁は緊張状態を維持し、韓国の在外国民の安全確保と経済活動への影響を最小化するために備え、必要な措置を取ることを望む」と関連省庁へ要請したという。

ロシアのプーチン大統領は現地時間の24日早朝、ウクライナ東部のドンバス地域(親ロシア地域)の保護を名目に軍事作戦を開始した。これを受け米国バイデン大統領は、「世界はロシアに責任を問うだろう」と批判し、ドンバス地域などに対する経済制裁を発表している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「全世界がロシアを恨むべき」「戦争によって、罪のない市民や子どもたちまで死んでいる。今回のウクライナ侵攻はロシアの一方的な暴力」「他人事とは思えない。北朝鮮も韓国を見くびっているようだし、今後が不安」など、ロシアへの批判や不安の声が多く寄せられている。

一方では「そんなに考えの深い方が、なぜ北朝鮮を敵と宣言できず今の状況を引き起こしたの?」「北朝鮮がミサイルを発射して韓国国民の命を脅かしても何も言わなかったのに」「これ以上何かしなくていいから、もう休んでいてください」「こんな人が大統領なんて恥ずかしい」など、文大統領に対する厳しいコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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