Record China 2022年3月1日(火) 8時20分
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27日、香港フェニックステレビの日本駐在記者である李淼氏が自身の微博アカウント上で、ロシアのウクライナ侵攻による影響で日本国内では核武装をめぐる議論が起きていると伝えた。
2022年2月27日、香港フェニックステレビの日本駐在記者である李淼(リー・ミャオ)氏が自身の微博アカウント上で、ロシアのウクライナ侵攻による影響で日本国内では核武装をめぐる議論が起きていると伝えた。
李氏は、ロシアとウクライナの軍事衝突により日本国内で2つの激しい議論が起きていると指摘。1つ目は米国製の核兵器を日本に配備することで、安倍晋三元首相が「これの問題をこれ以上回避すべきではない」と発言したことを紹介する一方で、「日本には非核三原則があり、仮に日本が核武装をすればこの原則に明確に違反することになる」とした。
また、もう1つの議論については、東アジア情勢を鑑み、防衛力の強化、敵基地への攻撃能力保有について速やかに検討を進めるべきだという内容だと説明。こちらは河野太郎氏が27日に「中国に対処するために、日本は防衛力の強化が必要」と語ったことを紹介する一方で、日本国内からはさらなる軍備競争を引き起こすとの懸念から、防衛力強化に反対の声が出ていると伝えた。
日本で核武装に関する議論が盛り上がっていることについて、中国のネットユーザーは「牙を抜かれた安倍氏が存在感を出してきたぞ」「深い戦略もない日本や韓国のような国が核武装すればそれは死の道を選ぶようなもの」「日本はどうして中国に友好的になり、中国の支持を得ようとしないのか。米国からの束縛を抜け出して真の独立国になろうとしないのか。将来、日本、中国、ロシア、欧州が同じ道を歩むようになれば、真の多極化時代がやってくるのに。今は日本国民が真剣に日本の未来について根本から考え直す時期だ」「日本が核兵器を配備したら、中国は核兵器の先制不使用の原則を改めよう」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻)
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