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プーチン氏はなぜ「準自殺行為」に走ったのか? 3つの誤判断―仏メディア

Record China    2022年3月3日(木) 19時20分

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1日、仏国際放送局・RFIは「実力者であるプーチン氏は、なぜ準自殺行為を起こしたのか」とする記事を掲載した。

仏国際放送局・RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)中国語版は1日、「実力者であるプーチン氏は、なぜ準自殺行為を起こしたのか」とする記事を掲載した。

記事は、ロシアのプーチン大統領の現在の状況について、「たった1週間で、プーチン氏は北朝鮮金正恩総書記のような『国際的な追放者』になりそうだ。これまで、国際的な制裁がプーチン氏自身に加えられることになるとは、ほとんど誰も想像していなかった」と指摘した。

そして、プーチン氏は恐れられる存在でありながらも、米国、アジア、欧州の各国との間に悪くはない関係を築いていたと分析する一方で、「欧州の政治指導者らは皆、今までに何度も戦争を起こしてきたプーチン氏に対して疑念を抱いていた。プーチン氏はチェチェン紛争やグルジア紛争、クリミアを併合する戦争を引き起こし、2014年以降はウクライナ東部の2地域を分割しようとしている。しかし、まさかある日、プーチン氏が自殺行為とも言えるほど先に進もうとするとは思っていなかっただろう」と論じた。

その上で、「北京冬季五輪が閉幕した翌日の2月21日、プーチン氏は満を持してウクライナの二つの地域の独立を認め、ウクライナの独立国としての存在を否定し、ウクライナが『大虐殺』を犯したと非難した。そして、同24日、軍隊を指揮してウクライナに侵入するという準自殺行為を犯した。プーチン氏が、歴史上の兄弟であり、1991年以来独立国家として認められてきたウクライナへの侵攻を命じたことは、世界にとって理解し難いことだった」と指摘した。

記事は、「ウクライナに侵攻することで、プーチン氏は何を得たいのか?世界中の文明国家からの非難か?ウクライナからの永遠の憎しみか?ウクライナに入ったプーチン氏の兵士は士気が低く、ロシア軍は徐々に泥沼にはまり、数千人の死者が出ているとも言われている。プーチン氏は何のためにそうしたのか?ロシアを世界で孤立させるためか?ロシア経済を破綻させるためか?ウクライナのEU加盟を防ぐためか?」と疑問を呈した。

その上で、「多くのアナリストは、プーチン氏の目的の一つは『偉大なロシアの夢』を実現するためソビエト連邦時代の領土の要所を回復すること、二つ目は、特に旧ソ連に属していた国家の中で、西側や民主主義に傾倒する国をロシアの側に置いておきたくないことだと考えている。しかし、プーチン氏は完全に計算を間違えた」と指摘。2014~2015年のウクライナ東部で起こった反政府分離派とウクライナ国軍との戦いで、プーチン氏は分離派を後押しした。これにより、ウクライナの2010年の選挙で親ロシア派のヤヌコビッチ氏は約50%の支持を得たのに対し、2019年の最初の選挙で親ロシア派の候補は11.7%の支持しか得られなかった。この結果について記事は、「プーチン氏の過ちは、ウクライナの愛国心を前例のないほど強固なものにしたこと」と論じている。

記事は、「ウクライナ全土を侵略したのはプーチン氏の致命的なミスである」とし、これにより欧州を中心とした各国がロシアへの制裁とウクライナ支援に回ったことに言及。「現在のプーチン氏は、国際社会から尊重されず、恐れられることさえない」とし、「アナリストは、プーチン氏の崩壊を『ウクライナは自衛することができないと勘違い』『EUが危険に面した時の団結力を過小評価』『反戦を訴える自国の知的エリートらの意見を聞かなかった』という三つの見くびりから生まれた誤った判断の蓄積の結果だと考えている」と伝えた。(翻訳・編集/刀禰)

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