韓国で再発売されたポケモンパン、売れすぎて品切れ続出=韓国ネット「ノージャパンは?」

Record Korea    2022年3月2日(水) 23時0分

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2日、韓国・MBNによると、韓国の20~30代が、16年ぶりに再発売された「ポケモンパン」に熱中している。写真はポケモンGO。

2022年3月2日、韓国・MBNによると、韓国の20~30代が、16年ぶりに再発売された「ポケモンパン」に熱中している。おまけで付いてくるシールを全種類集めるために「大人買い」する人も多く、各地で品切れが続出しているという。

記事によると、韓国の大手食品企業「SPCサムリプ」は2月23日、ポケモンパン7種を再発売すると発表した。ポケモンパンは1998年に初めて登場し、2006年に販売終了となった。当時は月の平均販売数が500万個に達するほどの人気で、おまけのシールだけを取り出してパンを捨てる人が急増し、社会問題にもなった。

再発売にあたり変わったことは、151種類だったシールが159種類になったことと、500ウォン(約47円)だった価格が1000ウォン中盤に上がったことだという。

SNSには「ポケモンパンを種類別に買い占めた」「コンビニやスーパーを何軒もはしごして買ってきた」などと報告する投稿が相次いでいる。在庫のある店の情報を共有したり、自身のコレクションを自慢する人も多い。また、人気グループBTS防弾少年団)のメンバーも2月27日にインスタグラムにおまけのシールの写真を掲載し話題になったという。

このポケモンパン人気について、専門家らは「キダルト文化の一環」とみている。キダルトとは「キッズ」と「アダルト」を合わせた造語で、20~30代になっても子どものころの雰囲気や感性を持っている人を指すという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「塾の休み時間はみんなこれを買って食べていた」「シールのためにパンをたくさん捨てたな」「当時、ごみ箱にシールの抜かれたパンがたくさん捨ててあって衝撃を受けた記憶がある」「スーパーで見かけてうれしくて、つい子どもたちに買ってあげた」など懐かしむ声が寄せられている。

また、「昔はパンをいくつ食べても太らなかったけど、今はすぐに太ってしまう。またシールを集めたいけど、今回は見るだけにする(泣)」と嘆く声や、「キダルトだけではなく、私の子どももほしいと言っている。2世代をとりこにするポケモンはすごい」と感心する声も。

一方で「ノージャパン(日本製品不買運動)はどこへ消えた?」「これが韓国の選択的反日か…」と指摘する声も多数見られた。(翻訳・編集/堂本

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