Record Korea 2022年3月3日(木) 5時20分
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2日、韓国・マネートゥデイは「起亜自動車が欧州進出から45年でついに『欧州市場最高の車』のタイトルを獲得した」と伝えた。資料写真。
2022年3月2日、韓国・マネートゥデイは「起亜自動車が欧州進出から45年でついに『欧州市場最高の車』のタイトルを獲得した」と伝えた。記事は「自動車の本場の欧州で世界の優秀な自動車メーカーと『品質』で戦えるメーカーになった」と評価している。
スイスで先月28日(現地時間)に行なわれた「2022年の欧州の今年の車」授賞式で、最高賞の「今年の車」に起亜自動車の電気自動車「EV6」が選ばれた。韓国の自動車メーカーが受賞するのは初めてのことだという。
記事によると、韓国の現代自動車と起亜自動車は1977年に「低価格」を売りに欧州に進出したが、歴史ある自動車メーカーらに押され、2社の販売台数は約300台にとどまった。しかしその後、欧州総括法人の設立、現地工場の設立などを経て、2007年に初めて50万台(約56万2000台)を突破した。18年には100万台を超え、それぞれが50万台を販売するまでになった。
欧州市場の販売台数ランキングでも、現代・起亜自動車は15~16年の10位から17年には7位に上昇。昨年は4位となった。2社の合計市場シェアも05年の3.7%から昨年は2倍以上の8.7%に上昇した。さらに、今年1月にはルノーグループを抜き3位発進し、シェアも10%を超えた。自動車業界関係者は「欧州市場で現代・起亜が日本車を超えたのはずいぶん前のこと。現地メーカーらと対等に戦っている」と評価したという。
2社の成功の理由について、業界では「積極的に電動化を進めたことで、低価格のイメージを脱却し、革新とハイテクを追求する企業として新たに認識された」と分析されているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「素晴らしい。さらに頑張ろう」「韓国の頭脳は世界最高だ。韓国に生まれたことを誇らしく思う」「よくやった。日本にはたとえじゃんけんでも負けてはならない」「電子機器に続いて自動車でも日本を超えたのか」など喜ぶ声が上がっている。
その他にも「電子市場でアナログからデジタルに変わる時に韓国のサムスンやLGが日本のメーカーを超えたのと同じ現象が自動車市場で起きている」「僕の夢は韓国車がトヨタを超えることだが、実現しそうだ。うれしい」などの声が見られた。(翻訳・編集/堂本)
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