Record China 2014年6月3日(火) 8時6分
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2日、羊城晩報は、中国のインターネット上で、ナットウキナーゼ配合の健康サプリが「万病に効く神の薬」などと持ちあげられ、人気だと伝えた。資料写真。
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2014年6月2日、羊城晩報は、中国のインターネット上で、ナットウキナーゼ配合の健康サプリが「万病に効く神の薬」と持ちあげられ人気だと伝えた。
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「納豆、日本人の長寿の秘訣」「納豆、心血管・脳血管疾患の“天敵”」。
日本の納豆に由来する健康食品が中国のネット上で売り上げを伸ばし、「万病に効く」と宣伝するものまである。
広州市に住む高齢女性は今年3月、高血圧に効くとの知人の紹介で、納豆ペプチドサプリ10箱を3200元(約5万2000円)で購入した。この女性は病院の処方薬の代わりにサプリを1日2回飲み始めたところ、1月もたたないうちに異常を感じた。血圧は下がるどころか逆に上昇し、めまいや頭痛、吐き気、不眠などの症状が出た。病院で診察を受けると、医師からすぐにサプリ摂取を止め、病院の処方薬を服用するよう勧められた。
日本の大学に留学中の徐さんによると、日本国内でもナットウキナーゼ配合の健康サプリは販売されているが、「薬効があると宣伝する人は誰もいない」という。
中国南方医科大学の宋衛生(ソン・ウェイション)氏は、「納豆は食品であり薬ではない。単独で病気治療に用いることはできない」と指摘。また、健康食品の宣伝について、「消費者の誤解を招きかねないため、病気に効くなどとうたってはならないと、法律で定められている」と説明した。(翻訳・編集/NY)
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