2022年3月8日、韓国・マイデイリーによると、ウクライナの義勇軍として参戦するため最近韓国を出国していたことを明かしたイ・グン元韓国海軍特殊戦団（UDT/SEAL）大尉が、韓国内で批判の声が相次いでいることに対し怒りをあらわにした。

イ氏は7日、自身のYouTubeコミュニティに「われわれのチームは無事にウクライナに到着した」「われわれは最前線で戦う」などと書き込んだ。

また、韓国外交部がイ氏らへの行政制裁などの可能性を示唆したことについては「無駄に時間を費やしてわれわれのパスポートを無効化するのではなく、支援方法でも考えてくれ」と挑発的な態度を示した。

さらに、韓国の世論がイ氏に否定的であることについても「行かなければ行かないでXX。行ったら行ったでXX。さすが韓国の社会レベルだ」と怒りをあらわにしたという。

イ氏は6日、自身のインスタグラムとYou Tubeチャンネルで「義勇軍として参戦するためウクライナに向け出国した」と主張した。これに対し韓国外交部は「韓国国民が許可なくウクライナに入国した場合、旅券法に基づき法的措置をとる」との立場を示していた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「どうせインスタ用の参戦でしょ？」「行ったのならSNSなんてしていないで黙々とすべきことをしなよ」「何も言わずに行き、たまたま写真に撮られたならみんな感動しただろうけど、SNSでアピールするから好感が持てない」「彼は外交問題を生み出すユーチューバー。無知なものが信念を持つのが一番恐ろしい」など厳しい声が上がっている。

一方で「純粋な気持ちで行ったみたいだから応援する」「法律に違反して出国したのだから処罰を受けるのは当然。でも彼は素晴らしい勇気の持ち主だと思う。必ず生きて帰ってきてほしい」など応援の声も見られた。（翻訳・編集/堂本）

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