中国のベストセラーSF小説「三体」をシリーズドラマ化する「3 Body Problem(原題)」で、原作者の劉慈欣(リウ・ツーシン)氏がアドバイザーとして参加すると中国メディアが報じている。
中国のベストセラーSF小説「三体」を、「ゲーム・オブ・スローンズ」制作コンビのデヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイスがシリーズドラマ化する「3 Body Problem(原題)」で、原作者の劉慈欣(リウ・ツーシン)氏がアドバイザーとして参加すると中国メディアが報じている。
2008年に中国で発表された「三体」は、最も権威あるSF小説賞「ヒューゴー賞」を、劉慈欣氏がアジア人作家として初めて受賞した作品。昨年、3部作の「三体」をすべてドラマ化する「3 Body Problem」の制作および、一部キャストの顔ぶれが明らかになったほか、映画「少年の君」のデレク・ツァン(曾国祥)監督が共同プロデュースおよび監督として加わることも発表されていた。
デヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイスの2人がこのほどインタビューで、「ゲーム・オブ・スローンズ」スピンオフ作品には参加せず、現在はロンドンで「3 Body Problem」の制作に注力していることを明らかにした。なお、中国メディアでは原作者の劉慈欣氏および、小説「三体」を英訳した翻訳家の劉宇昆(ケン・リウ)氏がアドバイザーとして加わることや、現在明らかになっているキャストには中国籍の俳優がいないことを報じている。
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