人民網日本語版 2022年3月11日(金) 15時10分
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北京の名所に北京冬季パラリンピックの大会マスコットのシュエロンロンと一緒に出掛け、「旅するシュエロンロン」と題する写真を撮ってSNSにアップしている日本人がいる。
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天安門広場、故宮、前門、天壇、国家大劇院、北京動物園、ユニバーサル・スタジオ・北京といった北京の名所に、北京冬季パラリンピックの大会マスコット「雪容融(シュエロンロン)」と一緒に出掛け、「旅するシュエロンロン」と題する写真を撮ってSNSにアップしている日本人がいる。
【その他の写真】
北京冬季パラリンピックの開催前からシュエロンロンの愛らしさに魅せられ、常にぬいぐるみを持ち歩いて「旅するシュエロンロン」写真を撮っているのは、kacchanyamaさん。マスコット決定が発表された時にはピンと来なかったと言うが、その後、頭の上に雪が乗っているデザインに気づき、「それでもうズキューンって!え?頭に雪?もうかわいい!かわいい!」と一気に「シュエロンロン沼」に落ちた。その後、王府井のショップに行き、一番小さいぬいぐるみを入手。外出の時は常に持ち歩き、折に触れてシュエロンロンと名所の「ツーショット」を撮ってきた。
特に印象に残っている写真を聞いてみると、「やっぱり雪の故宮。雪の上にそっとロンロンを乗せて、『故宮の赤い壁をバックに赤いロンロン!』とうっとり!」という答えが返ってきた。
名所をバックにシュエロンロンを投げて撮影した写真もある。「頭が大きいでしょう?だからどんなふうに投げても頭から落ちてくるんですよ。何回撮ったか分からないくらい撮影テイクを重ねました」とkacchanyamaさん。
シュエロンロン好きが高じて、ついに「中の人」にまでなってしまった。前門に行った際、子供向けの「シュエロンロンに入れる体験」ができるサービスを発見したkacchanyamaさん。「私が物欲しげに見ていたら、スタッフの人が撮りませんか?と言ってくれた」ので、大喜びでシュエロンロンをかぶってみたのだという。ただ、子供用の着ぐるみだったので、やけに足長なシュエロンロンになってしまった。
しかし、シュエロンロン写真を撮っていた時の周囲の反応は、意外にも薄かったという。そんな中、北京冬季パラリンピックが開幕。開会式では、4体のシュエロンロンがスケートで登場した。「かわいいが渋滞でしたよ~、あれは~!」と声を弾ませた。シュエロンロンのメディア露出も増え、周囲のシュエロンロンへの関心も高まってきており、kacchanyamaさんもうれしそうだ。
最後に、シュエロンロン好きとして北京冬季パラリンピックに対しての想いを聞いてみると、「もっと注目してって思いますよね。パラリンピックもロンロンのことも」とkacchanyamaさん。シュエロンロンをきっかけに北京冬季パラリンピックへの関心を深めたkacchanyamaさんは、「皆さんにとっても、シュエロンロンがパラリンピックへの関心のきっかけになってくれたらと思います。そしてパラアスリートの皆さんの活躍と、北京冬季パラリンピックの成功を祈っています」と語った。(提供/人民網日本語版・文/勝又あや子)
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