人民網日本語版 2022年3月11日(金) 19時10分
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北京冬季パラリンピックに出場する日本選手団は素晴らしい活躍を見せており、11日の時点で、金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得し、メダルランキングで7位に付けている。
北京冬季パラリンピックに出場する日本選手団は素晴らしい活躍を見せており、11日の時点で、金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得し、メダルランキングで7位に付けている。日本選手団の河合純一団長(46)はオンライン取材に対して、「新型コロナウイルス感染症拡大が深刻な中、素晴らしい冬季パラリンピックを開催してくれた中国に感謝している。パラリンピックを通して、一人でも多くの人が障がい者に注目し、障害者が暮らしやすい社会づくりを共にすることを願っている」と語った。北京日報が伝えた。
河合団長は視覚障害を持つスイマーで、パラリンピックに5回出場して、合計21個のメダルを獲得し、日本人で最多のパラリンピックメダル数を誇る。2008年の北京パラリンピックでもメダルを2個獲得した。選手団の団長として今回初めて冬季パラリンピックに関わる河合団長は、「北京冬季パラリンピックは日本でも注目度が高く、特に村岡桃佳選手が日本勢初の金メダルを取った時は、日本国内で大きな反響があった」と話す。
また、「選手村での生活はとても快適で、みんな気持ちよく過ごしている。ボランティアはいつも笑顔でもてなしてくれ、食事もとてもおいしい。とても快適な生活環境なので、各選手は、試合前の準備や練習に集中できている。張家口ゾーンの選手村で、主催者は車椅子が必要な人のためにたくさんの専用の誘導ラインを設置して、円滑に行動できるようにしてくれている」と語った。
さらに、「新型コロナウイルス感染症拡大が深刻な中、中国の方々、特に北京や張家口の方々、さらに、競技会場のボランティアが、各方面で日本選手団にいろんなサポートをしてくれている。日本代表団を代表して心からの感謝を伝えたい」とし、「主催者のサポートの下、選手らは試合を存分に楽しみ、最高のパフォーマンスをパラリンピックに注目している人々に届けている。これはとても素晴らしいプロセスだ」と語った。
国際パラリンピック委員会の統計によると、世界人口77億人のうち、全体の15%を占める12億人が障害者だ。その点について河合団長は、「これは非常に大きな数字。世界が共に努力して、障がい者のためにさらに多くの雇用を創出し、彼らがさらに多くの分野の経済活動に参加できるようになることを願っている。そうなれば、障害者も消費能力を高めて、さらに良い暮らしができるようになる」との見方を示した。
取材の最後に、河合団長は「パラリンピックの意義をよく考える。人類の無限の可能性を示し、人々が自分のポテンシャルを認識したり、探したりするきっかけとなるというのがその意義だと思う」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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