文大統領の息子ムン・ジュンヨン氏が日本の芸術祭で受賞=韓国ネット「父親は反日なのに」

Record Korea    2022年3月14日(月) 17時20分

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文在寅大統領の息子でメディアアーティストのムン・ジュンヨン氏が、日本の芸術祭で受賞したことが分かった。写真はムン氏。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の息子でメディアアーティストのムン・ジュンヨン氏が、日本の芸術祭で受賞したことが分かった。3月13日、韓国・朝鮮日報が報じた。

記事によると、ムン氏は13日、自身のFacebookアカウントを通じ、自身の作品が日本の「文化庁メディア芸術祭」で、優秀賞を受賞したことを発表。ムン氏は韓国内で過去に何度も支援金を受け取っていることが明らかになっており、今回海外での受賞をアピールすることで、“特恵による不正受給”ではないことを強調したものとみられている。

今回の受賞作品についても、ムン氏は「パラダイス文化財団から支援金を受けて制作した作品」とし、「ご協力いただいた方々全員に感謝している」とコメント。パラダイス文化財団からは2020年に3000万ウォン(約285万円)を受け取ったとされるが、当時財団の理事を務めていた建築家のスン・ヒョサン氏は文大統領と高校時代からの友人であり、文政権でも大統領所属の国家建築政策委員長を務めていたことから物議を醸していた。

ムン氏は21年12月、中央日報とのインタビューにおいて、「実力がないのに親の七光りで成功しているなら、長い目で見ると自分にとってマイナスになる」とし、「正確に言うと支援金は美術作品の購入費用に充てる。自分自身に使ったわけではない」と説明。また、「すべてを説明しても(私が支援金を受け取ることを)不快に思う人がいる。そういう人々は『ムン・ジュンヨンは何も受け取ってはいけない』という立場だが、考え方が違うのだから仕方ない。私は受け取ってもいいと思っている」と語っている。

そして、「手続き上問題はなくても、審査委員が便宜を図った可能性は考えられないか」という質問に対しては、「経験上、私に便宜を図ってくれる方はいない」とし、「世の中そこまでは乱れていない。審査委員の政治性向はそれぞれ違うため、政治的な観点が影響すると逆に不利益を得る可能性もある」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「父親は反日で政権を得て、息子は日本で受賞か。それはめでたいね」「父親は日本の植民地期に農業係長、息子は日本で受賞、娘は日本の大学を卒業。これが左派式反日の実体」「『ノージャパン』を叫びながら、日本での受賞を自慢するなんて」「多くのアーティストはお金がなくて十分に作品を作れずにいる。なのにここまで恩恵を受けていたら、むしろちゃんとした作品を作れないほうがおかしい」「国内では評価してくれる所がないから、日本まで行って賞を取ってきたんだね」など、文大統領やムン氏への批判的なコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

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