2022年3月14日、韓国メディア・ニューシスによると、文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率が大統領選後に30％台に急落したことが分かった。

世論調査会社リアルメーターが10、11日の2日間に実施した世論調査の結果、文大統領の支持率は大統領選挙の直前の43．9％から38．1％に低下した。文大統領の支持率が30％台に落ち込んだのは、2021年11月の第4週目（39．5％）以来、約8カ月ぶりだという。

また、「国政をうまく遂行できていない」と否定的な評価を下した人の割合は7．3ポイント上昇して58．8％となり、「よく分からない」と答えた人は3．1％だった。ほとんどの地域、年齢層、階層において否定的な評価が増加したが、地域別に見ると、特に釜山・慶尚南道（18．9ポイント上昇）、大邱・慶尚北道（13．7ポイント上昇）、湖南地方（12．7ポイント上昇）で上昇傾向が目立った。

年齢では70代以上（11．8ポイント上昇）、20代（14．8ポイント上昇）、60代（9．8ポイント上昇）で否定的な評価が高く、性別で見ても男性（7．2ポイント上昇）、女性（7．5ポイント上昇）の両方で「不支持派」の増加が目立った。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「支持者がまだ38％もいることに驚く」「金正恩の秘書でしょ」「もう操作できなくなったんだね」「不正選挙の疑いが強い。選挙管理委員会を調査して作り変えてほしい」「文政権最大の失敗は不動産政策と言われるけど、自分は国民を分裂・対立させたことが一番の悪行だと思う」「尹錫悦氏が当選後5日間のうちにしたことは、文大統領が5年間にしたことよりも意味がある」「国の管理ではなく、支持率を管理した5年間だった」など、文大統領に対する厳しい批判の声が相次いでいる。（翻訳・編集/丸山）