人民網日本語版 2022年3月16日(水) 18時0分
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北斗3号世界衛星測位システムの測位・時報サービスの世界範囲の性能・指標は先進的だという。写真は「5G+北斗」技術を駆使し、河北省滄州市の黄驊港で無人化・自動化発電用石炭積載運搬を行う船舶。
中国衛星測位システム管理弁公室が11日に明らかにしたところによると、世界連続モニタリング評価システムの実測により、北斗3号世界衛星測位システムの測位・時報サービスの世界範囲の性能・指標が先進的で、アジア太平洋地域において性能がさらに優れていることが分かった。「中国の北斗、世界の北斗、一流の北斗」の発展理念が一歩一歩実現しつつあり、システムが持続的で安定した急成長の新たな段階に入った。人民日報が伝えた。
北斗システムは2020年7月31日の完成・開通後、世界のユーザーに高品質サービスを提供するのに終始取り組んでいる。システムの全天候安定運営の前提を保証した上で、性能・指標を絶えず最適化し、応用例を増やしている。今後は計画に基づき新たな衛星を打ち上げ、システム運営の安定性と信頼性をさらに高めるとともに、新技術の試験と検証を展開し、システムを絶えず世代交代・高度化させる。
北斗システムの経済・社会発展への影響・牽引的役割が近年、大幅に強化されている。応用の深度と幅の広がりが持続的に前進し、すでに大規模応用の市場化、産業化、国際化発展の重要な段階に入っている。北斗システムは交通輸送、災害救助・減災、農林・牧畜・漁業など複数の業界、電力や通信インフラなどの分野で、すでに深い応用と大規模発展を実現している。各業界にエネルギーを注入した成果が豊富で、効果・利益が顕著だ。北斗3号ショートメール通信能力を持つ一般向けの携帯電話が間もなく発売され、携帯電話の機能・応用を再定義し、人々の命の安全と財産の保証を効果的にサポートする。他にも北斗の製品や技術、サービスがすでに世界の過半数の国で応用されている。
開放と融合の北斗は両手を広げ、中国衛星測位システムの建設・発展成果の世界による互恵・共有を歓迎し、それを受け入れている。21年は国際協力の成果が豊富だった。「中国とアフリカの衛星測位分野をめぐる協力促進構想」「北斗衛星測位システムのアフリカにおける10大応用シーン」「中国・アラブ諸国衛星測位分野協力行動計画(2022−23年)」など複数の成果文書が発表された。北斗の製品や技術、サービスがすでに世界の過半数の国で応用されている。北斗システムは実際の行動により、人類運命共同体の構築を積極的に推進している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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