Record Korea 2022年3月17日(木) 13時20分
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17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国ネット大手ネイバー傘下の「Zepeto」が、韓国の植民地時代初期にあたる日本の大正時代をイメージした衣装を販売し、批判を浴びている。写真は問題の衣装。
2022年3月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国ネット大手ネイバー傘下のメタバースプラットフォーム「Zepeto(ゼペット)」が、韓国の植民地時代初期にあたる日本の大正時代(1912~1926年)をイメージした衣装を販売し、批判を浴びている。
記事によると、Zepetoは15日に大正時代風の男女の衣装を発売した。Zepetoユーザーらはプレイして獲得したコインでこうしたアイテムを購入できる。
ところが、この衣装を見たユーザーからは「つらい歴史を忘れたのか」「非常に屈辱的で悲しい歴史である日本植民地時代が、Zepetoにとっては金稼ぎの道具にすぎない」「一線を越えた。先祖は35年も苦しんだのに」など批判の声が相次いだという。
また、あるユーザーは当該衣装を「差別・政治社会的対立を助長する掲示物」として通報し、一部では販売中止を求めるハッシュタグデモも行われた。
抗議を受け、Zepetoは韓国バージョンでの当該衣装の販売を中止した。ただ、海外バージョンでは現在も販売されているという。
ネイバー関係者は「日本支社がZ世代(1990年代中頃から2010年代初め頃までに生まれた世代)のユーザーが好むスタイルの衣装だとして発売したもの」とし、「当該衣装が大正時代を連想させるとの意見があったため、韓国内では削除した」と説明したという。
一方、この記事を見た韓国のネットユーザーからは「軍服ならまだしも、民間の衣装にまで文句を言うのはオーバー」「この程度のことで騒がれたら、企業は世界市場なんて狙えない。器が小さすぎる」「これを批判するなんて、よっぽど暇なんだな」「日本の伝統衣装を使ったからといって歴史を美化したことにはならない」などあきれた様子の声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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