Record China 2022年3月21日(月) 19時10分
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四川省成都市内の生態公園内に建設された歩道橋の手すりの下に取り付けられたガラス板に、野鳥が激突して死ぬ例が相次いでいる。ガラス板の一部はすりガラスなどの方法で、野鳥を紹介している。
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中国のポータル/ニュースサイトの捜狐は19日、四川省成都市内の成都環城生態公園内に建設された歩道橋の手すりの下に取り付けられたガラス板に、野鳥が激突して死ぬ例が相次いでいると紹介した。一部のガラス板はすりガラスなどの方法で野鳥を紹介している。
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成都環城生態公園内は成都市中心文の高速道路の周囲などに建設された。12の区画で構成されており、生態保護の対象面積は133.1平方キロだ。また、敷地全体を囲むように、サイクリングやジョギングも可能な歩道橋が設けられている。歩道橋は1月1日に全線開通した。園内には商業施設や飲食店も多く設置されており、市民の憩いの場としての機能が与えられている。
捜狐によると、最近になり歩道橋の上に横たわる傷を負った野鳥が目立つようになった。すでに死んでしまった鳥も多い。
歩道橋の両脇の手すりの下はガラス張りになっている。ガラスの厚さは2センチほどだ。市民の間からは、野鳥には何もない空間のように見えるので、飛んできて激突するのではないかとの見方が出ている。
皮肉なことに、一部のガラスはすりガラスなどの方法を使って、野鳥の姿や生態の特徴を紹介している。
この問題を受けて、橋の建設を担当した成都天府緑道建設投資集団は、速やかに是正計画を策定する考えを示した。フィルムを貼ることで、ガラスの光透過率を変更することを検討しているという。(翻訳・編集/如月隼人)
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