台湾のオンラインコミュニティーのPTT（批踢踢）に「あなたが思う最強の台湾ドラマは？」という質問の掲示板が登場し、多くのネットユーザーが参加している。

最近では、Netflixオリジナルシリーズの台湾ドラマ「華燈初上 －夜を生きる女たち－」が人気を集め、18日にスタートしたシーズン3が話題をさらっている。そんな中、同様にこれまで世間の注目を浴びてきたドラマ作品の中から、最高傑作を選ぶ「最強の台湾ドラマ」の掲示板が登場。寄せられたネットユーザーの意見を見ると、最も多くの人が推しているのが2009年のドラマ「ブラック＆ホワイト」だった。

「ブラック＆ホワイト」は、F4メンバーだったヴィック・チョウ（周渝民）と俳優マーク・チャオ（趙又廷）が主演したポリスアクションドラマ。11年と14年にはマーク・チャオが主演のスピンオフ映画も公開されている。

このほか、「台湾ドラマの歴史を変えた」として推す声が多いのが、01年のドラマ「流星花園～花より男子～」。こちらはヴィック・チョウら4人組の人気アイドルユニットF4を生み出し、当時はアジア中で大人気に。「若い子は知らないだろうが、東南アジア各国の女の子まで熱狂させた」といった声が寄せられている。

また、台湾ドラマで歴代最高の視聴率をマークし、その後はアジア各国でリメイクされるキラーコンテンツとなった「ハートに命中！100％」をはじめ、10年のヒット作「結婚って、幸せですか」、F4出身のジェリー・イェン（言承旭）が主演した06年のドラマ「ザ・ホスピタル」や、「流星花園」と同じく日本の人気漫画を実写化した「イタズラなKiss 〜悪作劇之吻〜」、最も新しい作品では韓国でのリメイクも報じられた19年の「時をかける愛」などの名前が挙がっている。（Mathilda）