中国中央電視台（中国中央テレビ）は日本時間午後5時2分付で、SNSを通じて中国東方航空のボーイング737型旅客機が広西チワン族自治区梧州市藤県で事故を起こしたと報じた。現場では山火事が発生している。同機には乗員乗客132人が搭乗していた。記事配信時点では救援隊が現場に接近しつつあるが、死傷者などについては不明とした。

別の報道によると、事故を起こしたのは中国東方航空MU5735便で、雲南省の昆明長水空港から、広東省の広州白雲空港に向かっていた。運航スケジュールでは、昆明長水空港を日本時間午後2時10分に出発して、広州白雲空港には同午後3時52分に到着する予定だった。

中国政府・民用航空局はその後、同機の墜落を確認したと発表した。乗客123人と乗員9人の計132人が搭乗していたという。

中国では中国民用航空局の発表と前後して、事故機が起こした山火事や事故機の部品を撮影したとする写真がネットに投稿されるようになった。（翻訳・編集/如月隼人）