フィギュアスケートの羽生結弦の足跡を振り返る「羽生結弦展2022」で販売されるグッズが、中国のファンの間で話題になっている。

同展示会は今年行われた北京冬季五輪までの羽生の歩みを、衣装や読売新聞の報道写真で振り返るもの。今年4月の日本橋高島屋S．C．を皮切りに、9月まで全国6カ所で開催される。入場は無料だが、事前にオンライン予約が必要だ。

展示会の開催決定に中国のファンも沸いたが、さらに沸いているのがグッズ販売。今回の展示会ではオリジナルグッズの通信販売も行うということで、コロナ禍で会場に足を運ぶことができない状況でグッズだけでも入手したいという中国のファンが大勢いるようだ。

そうした中、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の羽生のファンアカウント「羽生結弦InfoStation」が19～21日にかけて、グッズを紹介するツイートを連投。これまでに、クリアファイル（全5種。1枚税込み550円）、Wポケットファイル（全2種。税込み660円）、マスク入れとしても使えるチケットホルダー（全1種。税込み495円）が紹介されている。

中国のファンからは「うわ、すごく欲しい！」「（クリアファイルの柄の一つが）『天と地と』だ」「これ本当にいいなあ」「また彼のことが恋しくなっちゃった」「数量限定販売だったら怒るよ」「購入方法が気になる」「中国からも直接買えるルートがあったらいいのに」「日本のファンのことがまたうらやましくなったよ」「会場に行けないから、せめてグッズだけでも手に入れたい！」「チケットホルダーを買えたら、チケットも買える気がする」といった垂涎（すいぜん）のコメントが寄せられている。

なお、グッズは転売防止のため、個数制限が設けられる予定。注文は4月20日（水）正午から受け付けるが、発送は展示会の全日程が終了した10月以降になる。グッズの売り上げの一部は、大規模な自然災害等で被災した人への支援などの活動に寄付される予定だという。（翻訳・編集/北田）