墜落した中国機に乗る予定だった男性、直前にキャンセルし命拾い―仏メディア

Record China    2022年3月22日(火) 12時20分

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21日、中国南部で起きた旅客機墜落事故で、乗る予定だった1人の男性が直前でキャンセルして無事だった。フランスのメディア・RFIが伝えた。

フランス国際放送局・RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)は21日、同日午後に中国南部で起きた旅客機墜落事故で、同機に搭乗予定だった男性が直前でキャンセルしたことで無事だったと伝えた。

中国東方航空のボーイング737ー800は昆明から広州へ向かう途中、広西チワン族自治区で墜落した。乗客・乗員の状態は未だ不明で、救助隊による捜索活動が続いている。中国東方航空は、墜落した飛行機には外国人の乗客はいなかったとしている。事故発生当初、旅客機には乗客・乗員合わせて133人が乗っていたと報道されていたが、実際は乗客123人、乗員9人の合わせて132人だった。

記事は、複数の中国メディアの報道を基に「その1人の違いは、若い男性だった」と紹介した。男性は事故発生後、自撮りした動画で「飛行機には乗っていない。(昆明行きの)1本目のフライトが欠航になったため、(広州行きの便は)キャンセルした」「飛行機に乗った皆さんが無事に帰ってくることを祈る」というメッセージを発した。これに対し、中国の人々からは、「幸運だ」「運がいい」と注目が集まったという。

記事によると、現在、乗客・乗員の家族らが事故に遭った人々の所在を確かめに昆明に向かっており、東方航空雲南支部に到着した家族らには「乗客・乗員家族支援チーム」が対応している。また、広西チワン族自治区党委員会の劉寧(リウ・ニン)書記、広西チワン族自治区藍天立(ラン・ティエンリー)主席をはじめ、消防隊、人民解放軍南部戦区からも現場に人員が派遣され、救援活動の指揮・実施に当たっているという。(翻訳・編集/刀禰)

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