中国機墜落、現場から身分証や財布発見=8年間交際した女性と今年結婚予定だった男性も

Record China    2022年3月22日(火) 13時20分

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21日に中国で発生した旅客機墜落事故で、現場近くから乗客のものと見られる身分証や財布が発見されたことが分かった。

21日に中国で発生した旅客機墜落事故で、現場近くから乗客のものと見られる身分証や財布が発見されたことが分かった。複数の中国メディアが伝えた。

同日午後2時20分過ぎ、中国東方航空5735便、昆明発広州行きのボーイング737型機が広西チワン族自治区梧州市で墜落した。同便は乗客123人、乗員9人の132人が乗っていた。飛行データから、機体は墜落の2分前から約7500メートルも急降下したと見られ、現場近くの工場の監視カメラにはほぼ垂直に落下する様子が映っていた。

現場では小規模の森林火災が発生したものの、範囲が狭かったことから同日午後4時ごろまでに鎮火した。生存者の捜索が続く中、機体の残骸や破片などと共に、乗客のものとみられる一部が焼失した身分証や財布などが見つかっている。ただ、事故原因究明の鍵になると見られるブラックボックス(フライトデータレコーダーとコックピットボイスレコーダー)はまだ発見されていないという。

同便に搭乗していた男性の弟は、「兄は一人で広州にいる家族に会うためにこの便に乗った。今年後半には8年間交際した女性と結婚する予定だった」と語った。(翻訳・編集/北田

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