王毅部長「中国はパートナーシップ・団結・公正・発展のために来た」―中国メディア

人民網日本語版    2022年3月22日(火) 19時0分

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王毅国務委員兼外交部長は21日にイスラマバードでパキスタンのクレシ外相と共同記者会見に臨んだ際、イスラム協力機構外相会議への出席について語った。写真は王毅外交部長。

王毅国務委員兼外交部長(外相)は21日にイスラマバードでパキスタンのクレシ外相と共同記者会見に臨んだ際、イスラム協力機構(OIC)外相会議への出席について次のように語った。新華社が伝えた。

私が今回、中国の外相として初めて招待に応じてOIC外相会議に出席することは、さらなる協力の深化を期待する中国とイスラム諸国の強い願いを十分に反映している。今回のOIC外相会議のテーマは「団結・公正・発展のためのパートナーシップ構築」だ。現在の国際情勢の下、このテーマには特別で重要な意義がある。その4つのキーワードは、まさに中国側の会議出席の目標であり、中国とムスリムの友人達との共通認識でもある。

中国はパートナーシップ構築のために来た。中国とイスラム世界には深い歴史的根源、相似している価値観の追求、共通の歴史的使命がある。この二大文明が復興へと向かう偉大なプロセスにおいて、我々はイスラム各国の友人達と理解し合い、支持し合い、困難を共に切り抜け、パートナーとして共に歩むことを願っている。

中国は団結のために来た。中国とイスラム世界の協力は南南協力の重要部分を成す。百年間なかった大きな変動と新型コロナウイルス感染症のパンデミックを前に、中国とイスラム世界はより緊密に団結し、共通の立場を形成し、共通の声を発し、共通の利益を守る必要がある。

中国は公正のために来た。現在の世界は太平とは言えず、国際体制と国際関係の基本準則は厳しい試練に直面している。我々はイスラム世界の友人達と共に、真の多国間主義を実践し、各国の主権と独立、民族の尊厳を守り、国連憲章の趣旨と原則を守り、国際関係の公正と正義を守ることを望んでいる。

中国は発展のために来た。中国とイスラム各国との協力には大きな潜在力、補完という優位性、幅広い可能性がある。我々は友人達と共に、「一帯一路」(the Belt and Road)を高い質で共同建設し、各自の発展・振興の実現を加速し、世界経済の回復・成長促進のためにしかるべき貢献をすることを望んでいる。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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