中国の女優ヤン・ズー（楊紫）と歌手で俳優のクリス（呉亦凡/ウー・イーファン）が共演する時代劇ドラマ「青簪行」が現在、一部撮り直しを行っているのではないかと報じられている。

2020年7月にクランクアップした「青簪行」は、昨年春には配信待機中となっていたが、同年8月にクリスが強姦（ごうかん）罪で逮捕される事態に。これが原因で配信の見通しが立たなくなり、このまま封印されてお蔵入りする可能性が高いとも言われていた。

このほど、撮影所でエキストラを務める男性がSNSで、「青簪行」の撮り直しに参加していると明かしたことが話題に。男性が公開するブイログでは、確かに「青簪行」と時代が合致する時代劇の衣装を着ており、さらに男性は「青簪行」が問題のあるシーンのみ撮り直しを行っていることや、撮影現場でヤン・ズーの姿を見たことを語っている。

「青簪行」のお蔵入りを恐れるファンからは喜びの声も上がっているが、ヤン・ズーは3月下旬から別の時代劇ドラマ「長相思」のクランクインが明らかになっているため、時間の余裕がないのではと、この情報を疑問視する声も。なお、クリスに代わって俳優ケニー・リン（張更新）の起用が昨年から報じられているが、ケニー・リンも女性関係の話題がたびたび報道されているため、制作側があえて再び危険を冒すことは考えにくいと見る人も多い。（Mathilda）