Record Korea 2022年3月27日(日) 22時30分
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23日、韓国・毎日経済は「学校でGalaxyを使ったらいじめられる?…子どものプライドを守るためiPhoneを買い与える親たち」と題する記事を掲載した。写真は韓国。
2022年3月23日、韓国・毎日経済は「学校でGalaxyを使ったらいじめられる?…子どものプライドを守るためiPhoneを買い与える親たち」と題する記事を掲載した。
記事によると、韓国の中学生の間では最近、「iPhoneいじめ」「Galaxyこじき」との言葉が流行している。iPhoneを使用していない人が友達から無視されたり、グループ内で仲間はずれにされたりするという状況から生まれた言葉だという。
記事は「スマートフォンの種類によって階級が分けられるという現象は一部の地域や学校で起きていること」としつつも、「『iPhoneを持っていれば優越感を得られる』というのは中学生の共通認識になっている」と説明している。
あるサムスン電子職員は「今年中学校に入学した娘に『iPhoneを買ってくれ』と言われて困った。(サムスンスマホの)Galaxyなら社員割引で買えたのに、『iPhone以外は嫌だ』と言う娘の熱意に負けて結局はiPhoneを購入した。なぜ中学生がそこまでiPhoneにこだわるのか理解できない」と話したという。
母親が集まるオンラインコミュニティにも「中学校になる息子がiPhoneを使いたいと言う。アンドロイドから乗り換えるのは大変だと言っても聞く耳を持たない」「iPhoneSEなど安価なものを考えていたが、子どもが友達に劣等感を抱かないようiPhone 13 miniにした」「娘にGalaxyを買ってあげたら、『こんなものを使ったらいじめられる』と大泣きされた」などの声が書き込まれている。
またこうしたコミュニティでは、中学生がiPhoneを好む理由として「見えのため」「かっこつけ」「お金持ちに見えるから」などが多く挙げられており、「中学生の息子が外ではiPhoneを使っているが、家でゲームをするときはLGの旧型スマホを使っている」との声もあるという。
記事は、iPhoneにこうしたイメージが定着した理由について「アップル社が守ってきた高価なプレミアムイメージのため」と分析し、「最近は中低価格市場にも力を入れているが、依然としてプレミアムラインナップでは高い価格帯を維持している」と説明している。
中学生がiPhoneを好む現象について、ある専門家は「ブランド品を好む大人の文化が子どもたちにも反映されていると解釈できる」と懸念を示し、「子どもたちへの正しい消費教育が必要だ」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「情けない現象だ」「韓国はなぜこんな国になってしまったのか」「僕はGalaxyのおかげで海外旅行の時に『韓国人だ』と自信を持って言えるのに…」など落胆の声が上がっている。
また「中途半端な所得水準の地域だけで発生している現象だ。金持ちが集まる場所ではそんなことでいじめられたりしない。引っ越せばすぐに解決する」「そんな理由でiPhoneを買ってあげる親が悪い」「子どもではなく親の問題」と指摘する声も。
一方で「私の子どもはGalaxyを使いつつ、楽しく幸せな学校生活を送っているけど?」「うちの子はみんなサムスンを使っているよ。iPhoneから乗り換えた。iPhoneは故障が多く修理費が高いから」「iPhoneを選ぶのは写真がきれいに撮れるからでは?。プライドのためではないと思う」「そんなことを気にするのは遊んでいる子だけ。一般の子は勉強が忙しくてそんなこと考えている暇もない」など、記事の内容に疑問を示す声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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