9年前の2013年3月23日、習近平国家主席はモスクワ国際関係大学で「時代が進む流れに従い、世界の平和発展を促進」と題した演説を行い、「国際情勢の深刻な変化と世界各国が互いに協力して困難を乗り切る客観的な要求を前に、各国は共に協力ウィンウィンを中心とする新たな国際関係を構築すべきだ。各国人民は共に世界平和を維持し、共同発展を促進していかなければならない」と述べました。

2014年11月、習主席は中央外事活動会議の席上、「われわれは協力ウィンウィンを堅持し、協力ウィンウィンを中心とする新たな国際関係の構築を促進し、互恵ウィンウィンの開放戦略を実施し、協力ウィンウィンの理念を政治、経済、安全、文化など対外協力のあらゆる面で徹底させていく」と指摘しました。

1年後の2015年9月28日、習主席は第70回国連総会で「手を携えて協力ウィンウィンの新たなパートナーを作り、心を一つにして人類運命共同体を築く」と題した演説を行いました。習主席は初めて国連本部で協力ウィンウィンを中心とする新たな国際関係の理念を述べ、人類運命共同体の具体的なルートを打ち出し、国際関係の発展に新たな理念を示し、新たなビジョンを描きました。

中国共産党第19回全国代表大会では、新たな国際関係の内容がいっそう充実されました。習主席は報告で、「中国は平和、発展、協力、ウィンウィンの旗印を高く掲げ、世界平和を維持し、共同発展という外交政策を促進し、平和共存五原則にのっとって各国との友好協力を発展させ、相互尊重、公平正義、協力ウィンウィンの新たな国際関係の構築を促進していく」と強調しました。

目下、世界は新たな変動期に入っており、平和と発展という時代の流れは厳しい試練に直面しています。各国人民の平和発展に対する期待はより切実なものになっています。また、公平と正義に対する期待の声はますます強まり、協力ウィンウィンに対する追求はより断固たるものになってきました。

2021年9月21日、習主席は第76回国連総会の一般討論に北京からビデオ形式で出席した時、団結強化や相互尊重、協力ウィンウィンの国際関係の理念を再び強調しました。（提供/CRI）